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~心と体のケア~ ドーシャ別呼吸法

DATE:2019/06/11 CATEGORY:

アーユルヴェーダでは、呼吸と心、体はつながっていると考えられています。

緊張していたり、焦っている時の呼吸は、浅く速くなっていませんか?
深呼吸をすることで、心を落ち着かせ、自分自身の心と体の状態に気づくことができるでしょう。

また、ヴァータ・ピッタ・カパの3つの性質のバランスを調えることにも役立つでしょう!

深呼吸は、吐く息に意識を向け、吐く息と一緒に心の悩みや不安、体のだるさなどが体の外に出ていくとイメージしましょう!

心と体がすーっと楽になることを感じましょう。

◆ヴァータの呼吸法◆
《はちの音呼吸法》
落ち着かないとき、ソワソワする気持ちをリラックスさせます☆
1、楽な姿勢で座り、両手でまぶたを軽く覆う。
2、指先は、眉間のあたりを触るようにする。
3、鼻から息を吸った後、鼻から息を吐き、「んー」という音を10秒間程度出す。
4、3回程度繰り返し、眉間あたりに音が充満することを感じる。

《ナーディー・ショーダナ呼吸法》
気道を浄化し、イライラや不安を解消するのに効果的です☆
1、右鼻孔を右手の親指でふさぎ左の鼻腔から息を吸い、止めた後、左鼻孔を右手の薬指でふさぎ右の鼻孔から息を吐く。
2、同じように右の鼻腔から息を吸い、止めた後、左の鼻腔から息を吐く。これをワンセットで4~5セット行う。

ヨガでは、左の鼻腔からの息は月に関係し安定と落ち着きを与え、右の鼻腔からの息は太陽に関係し代謝や活動に関係すると考えられています。

ゆっくりと規則的に行いましょう。
交互の鼻腔からの呼吸は、正反対の性質を安定させ神経系を整え、心を穏やかにリラックスさせる効果があります。

 

◆ピッタの呼吸法◆
《シータリー呼吸法》
ピッタのバランスを整えるには、クールダウンが効果的です。

気持ちが落ち着き、体内の熱が冷めていきます。

楽な姿勢で座り、舌を管のように丸め、そこから冷たい空気を吸い込んでしばらく息を止める。
(冷気が体内に入っていく様子をイメージしながら行う。)
その後、鼻から熱風を吐き出すようにする。

舌が管のように丸まらないときは、歯と歯の間から息を吸い込み鼻から吐き出す方法でも良い。

この呼吸法を3、4回行う。

イライラする・空腹感・のどの渇きなどをバランスさせる効果があります!

 

◆カパの呼吸法◆
《カパラバーディ呼吸法》
体を温める効果のあるカパラバーディ呼吸法を行うと停滞したエネルギーに火をつけ、カパの湿り気と冷たさを減らしてカパをバランスさせる効果があります。

楽な姿勢になり息を吸い、「フッ」と音を出しながら鼻から勢いよく吐く。

吐く瞬間に横隔膜を上に押し上げ、その反動で息を吸うときに横隔膜が下がり息が自然に鼻に入るので、吸うことよりも吐くことに重点をおく。

吐く度にお腹を背中に打ちつけるようなイメージでへこませる。これを30~50回繰り返す。

腹筋を使ってお腹を急速にへこませることで、おへその下の丹田のつぼ(パスティマルマ)をリズミカルに刺激します。

パスティマルマはカパをバランスするポイントです。
この呼吸法によりカパがバランスすることで、代謝が上がり燃えやすい体作りにつながります!

お腹に燃える火をイメージし、無理のないペースで行いましょう!

ドーシャ別呼吸法を上手にとり入れ、お体のバランスを調えましょう☆
普段何気なくしている呼吸に意識を向けることができれば、より自分の心と体の状態に気づくことができるでしょう。

 

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