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ブログ・お知らせ

活力の源は純化された感度

DATE:2022/03/10 CATEGORY:

こんにちは!

エクスパンススパ 銀座中央通り店です。

 3月に入り、昼夜の寒暖差だけでなく、日毎、気温差が大きくなり始めるこの時期、アーユルヴェーダでは、お身体の深部に凝り固まっていた毒素が気温の上昇と共に体表に溶け出してくることで、鼻腔などにアレルギー症状として表立ってでてきます。花粉症や咽喉の不調、お風邪の症状などのお悩みにはオイルトリートメントでデトックス、症状の緩和に繋がります。

この時期ケアのポイントは、とにかくデトックス!!そして、早めの対処とお身体を温めて質の良い睡眠を取ることがより大切な時期になります。冷えや乾燥には、お身体にたっぷりと薬草のオイルを入れて、春先の重だるさや自律神経の乱れによる鬱々感や疲れ知らずのお身体に♪

今回は、アーユルヴェーダ―での基本要素、トリ・グナ=3つの性質についてです。グナとは質を意味し、3つのドーシャ(ヴァータ、ピッタ、カパ)が体質についてに対し、心の状態や感情面、また、それらの要素になる食品の質を表しています。

【トリ・グナ】

サットヴァ(Sattva)ー純質、調和

ラジャス(Rajas)ー動性、激質

タマス(Tamas)ー惰質、鈍質

どれも相互に関係し全てに備わっているとされ、トリ・ドーシャは3つそれぞれ等量のバランスが理想系ですが、トリ・グナは、サットヴァ=純化された状態が理想になります。

特徴としては純粋性・調和を意味し、サットヴィックな心の状態では、物事を否定せず純質でクリアー、安定していて物事を公平に見る事ができ、正確な判断と誠実さで活力に満ち向上心がある状態です。五感の感度が高い状態で、真から安らいだ状態で至福を感じ、雑念がなく精神が満たされた状態であり、素直に今の自分に目を向け認める事が出来ます。

食物では、その地で採れたものや作りたてのものがもつ質です。

ラジャスは激質であり、過剰に熱いものや辛いものを摂取すると優勢になるといわれ、ピッタ、ヴァータを高めてイライラしたり、貪欲、多欲な状態で過剰な行動をするようになると言われています。

この状態をラジャシックといいます。

また、タマスは鈍質な状態で冷凍食品や何日も作り置きされたもの、腐りかけのものにより優勢になり、カパを増幅し動くのが億劫になり引きこもりがちになります。

このように、食べる物によって私たちの心と身体に変化をもたらしますが、ヨガや瞑想、またオイルケアなどのアーユルヴェーダの施術でも心身のバランスを整えることができ心身共にもポジティブな方へしてゆきます。

本日は、17時より空きがございます。

皆さまがサットヴィックでいられるよう、こだわりの手作りの薬草オイルと癒しの時間をご用意し、サロンにてお待ちいたしております♪