池袋本店ブログ
プクロー日記 ~番外編~ 司馬遼太郎「21世紀に生きる君たちへ」

皆様、こんにちは。

エクスパンス池袋店のプクローです!(^^)!。

 

 

プクロー日記の番外編は

プクローが日常で感じたことなどを

綴っていきたいと思います。

 

 

ある日ふと思い立ち、自宅の本棚にあった

司馬遼太郎さんの「21世紀に生きる君たちへ」を

読み返しました。

 

 

司馬遼太郎さんは、日本を代表する小説家。

「梟の城」「竜馬がゆく」「坂の上の雲」など

数々の歴史小説を残されました。

残念ながら、作品を読んだことはなく

小学生の教科書にも掲載されていると話題になった

「21世紀に生きる君たちへ」

だけが、唯一読んだことのある作品です。

 

 

「私は歴史小説を書いてきた」

という言葉から始められるこの作品は

 

「人は何のために生きるのか」

 

を、司馬遼太郎さん自身が

語りかけてくれているかのようです。

 

 

~以下、抜粋~

「いたわり」

「他人の痛みを感じること」

「やさしさ」

みな似たような言葉である。

 

この3つの言葉は、もともとひとつの根から出ているのである。

根といっても本能ではない。

だから私たちは訓練をして

それを身につけなければならないのである。

 

~中略~

 

鎌倉時代の武士たちは

「たのもしさ」

ということを大切にしてきた。

人間はいつの時代も

たのもしい人格を持たねばならない。

 

~中略~

 

自分に厳しく、他人にはやさしく、とも言った。

いたわりという言葉も使った。

それらを訓練せよ、とも言った。

それらを訓練することで、自己が確立されていくのである。

そして ”たのもしい君たち” になっていくのである。

 

 

エクスパンス池袋店

プクロー

 


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