「ドーシャと心」
CATEGORY: POST DATE:2018/08/06
アーユルヴェーダでは
心と心臓は同じひとつのもので
心は心臓に存在していて
3つのドーシャも心臓に存在していると考えます。
ヴァータの精神的な形をプラーナといい、生命力、生命の息吹です。
プラーナは、インスピレーションと積極性、生きよう・成長しよう・自らを治そうという意思を与え、内なる自己と結びつけます。
プラーナが静止している時は、意識は純粋で至福に満たされています。
プラーナが多すぎると、
生命力が脳と身体の繋がりを失うため、
落ち着きがなくなり、ストレスを感じ、アイデンティティーが低くなることがあります。
プラーナが少なすぎると、
精神的なエネルギー・熱意・好奇心が不足し、感受性と想像力が抑制されます。
心と感覚は鈍く重くなり、意欲を失い、態度は慎重で柔軟性を失うことがあります。
ピッタの精神的な形をテージャスといい、心の火、知性です。
テージャスは、学ぶ情熱、集中力、自制、知覚、精神的な明晰さを高めます。
テージャスのもとで、純粋な至福を経験する潜在性を得ます。
テージャスが多すぎると、
過度に批判的で差別的な心、疑い、怒り、苛立ち、敵意が生まれます。
喜びを感じにくく、すぐにかんしゃくを起こします。
テージャスが少なすぎると、尋ねたり識別したりする能力が低下し、経験から学ぼうとする力を失います。
カパの精神的な形をオージャスといい、身体に必要不可欠な生命の流体で、心に微細な形で存在します。
オージャスは、精神的な強さ、安定性、記憶力、満足感、至福を高めます。
本質的な心の平和であり、瞑想によって再生します。
過剰なオージャスは、心に重さと鈍さをもたらし、自己満足と成長を避ける気持ちにさせます。
プラーナ、テージャス、オージャスは、身体の中の、ヴァータ、ピッタ、カパをコントロールします。
《バランスする要素》
・瞑想
・祈り
・自学
・深い眠り
・リラックス
・色や香り
・宝石の正しい利用
《バランスを乱す要因》
・薬剤の利用(医薬用、娯楽用)
・マスメディアの影響
・テレビやネットからの過剰な影響
・明るすぎる色
・騒音
・ストレス
・間違った瞑想や呼吸法
行いは心から起こりますが
行いによっても
心はつくられていきます。
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