トルコ・モロッコ式入浴方法ハマムとは？サウナとの違いや効果を解説

 
温熱効果の高い入浴方法として、サウナが一般的に知られていますが、美肌効果やリラクゼーション効果を求めるなら、ハマムがおすすめです。
 
ハマムは、トルコ・モコッロ式の伝統的な入浴方法で、ハーブスチームの温熱効果で、身体の芯まで温められます。
 
この記事を読んでいる人の中には、「美肌やリラクゼーションになぜハマムがおすすめなのか」、「サウナとの違いが知りたい」という人もいるでしょう。
そこで、当記事では、ハマムの効果やサウナの違いを解説します。

ハマムとは？

 
ハマムとは、トルコやモロッコをはじめとする中東やアラブ諸島、東アジアに伝わる伝統的な入浴方法です。
専用のベッドに横になり、蒸し風呂のような状態でハーブスチームを浴び、身体を温めます。
ハーブスチームは心地よい温度に設定されているため、息苦しさはありません。
 
ハマムは、スチームによる温熱効果以外に、ハーブの成分による効果も得られます。
ハマムで使用するハーブは、サロンごとに異なるブレンドになっているため、サロン選びの際は使用しているハーブにも注目してみてください。
 
Expanse..で使用しているハーブや効能については、「ハマム浴を東京でするならExpanse..がおすすめな理由とは？」で紹介しています。

「ハマム浴を東京でするならExpanse..がおすすめな理由とは？」
⇒　こちらをご覧ください。

ハマムの効果

 
ハマムは、ハーブスチームの温熱効果によって、身体を温める効果があります。
ハマムによる温熱効果は3日程度続くため、冷え性の人や冬の寒さ対策をしたい人におすすめです。
 
また、ハマムのハーブスチームには、「美肌効果」や「デトックス効果」など、多岐にわたります。
ここからは、ハマムの効果をくわしく解説するので、ハマムの効果が気になる人はチェックしてください。

美肌効果

 

 
ハマムには、女性にうれしい美肌効果があります。
 
ハマムで身体を温めると、血色がよくなり、肌のくすみが改善します。
ターンオーバーも促されるため、むき卵のような肌も夢ではありません。
 
ハーブスチームによって肌が保湿されるので、肌の乾燥が気になる人におすすめです。

デトックス効果

 

 
ハマムは血流の循環がよくなり大量の汗をかくため、デトックス効果も期待できます。
 
通常、老廃物は尿や汗と一緒に排出されますが、筋力の弱い人や血流やリンパの流れが悪い人は、老廃物が身体の中に滞ってしまいます。
冷えに悩んでいて、肩こりやむくみ、生理不順、自律神経の乱れといった症状がある場合、老廃物が滞っている可能性が高いです。
 
ハマムは、大量の汗と一緒に老廃物が排出されるため、体質改善したい人におすすめです。
 
デトックス効果のある温熱施術としては、ヨモギ蒸しが有名ですよね。
ハマムとヨモギ蒸しで悩んでいるという人は、「日本女性にも人気のハマム（ハマム浴）はよもぎ蒸しと何が違う？」をチェックしてみてください。

「日本女性にも人気のハマム（ハマム浴）はよもぎ蒸しと何が違う？」
⇒　こちらをご覧ください。

リラクゼーション効果

 

 
自律神経には交感神経と副交感神経があり、ストレス過多の状態は、交感神経が優位になっています。
自律神経の乱れにより交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかないと、疲労感や倦怠感、頭痛、不眠といった症状に悩まされるのです。
 
ハマムのハーブスチームは、心地よい温度に設定されているため、副交感神経が刺激され、身体がOFFモードになります。
副交感神経が優位になることで、身体の緊張が解消されるため、ストレスによる不調に悩んでいる人におすすめです。

新陳代謝の活性化

 

 
ハマムの施術を受けると、新陳代謝が活性化されます。
新陳代謝が活性化されると、消費エネルギーが増加するため、ダイエット効果を得られるでしょう。
 
また、新陳代謝が活性化されると、肌のターンオーバーを促したり、胃腸が活性化したり、手足の冷え改善効果も期待できます。
上記の悩みを抱えている人は、ぜひハマムを体験してみてください。

ハマムとサウナの違い

 
ハマムとサウナではどのような違いがあるのか、気になる人も多いでしょう。
実は、ハマムと日本で主流のドライサウナとは親戚関係にあります。
 
サウナは「ドライサウナ」のほかに、「ミストサウナ」や「スチームサウナ」、「フィンランド式サウナ」などがあり、ハマムはスチームサウナに位置づけられます。
 
それぞれのサウナの違いを解説していくので日本のサウナとの違いを比較してみてください。

ドライサウナ

 

 
ドライサウナとは、80度〜100度に設定されている、高温低湿のサウナのことです。
日本で最もポピュラーなサウナの種類で、短時間で汗をかける爽快感が好まれています。
 
ドライサウナは高温に設定されているため、身体の深部が温まるまで入っていられません。
身体の表面しか温められないので、温熱効果は一時的なものといえるでしょう。
 
また、サウナ内は乾燥しているため、肌や髪が乾燥してしまいます。

ミストサウナ

 

 
ミストサウナとは、40度前後に設定された、低温高湿のサウナのことです。
サウナ内にミストを充満させて、身体を温めます。
 
ミストサウナの魅力は、身体の芯まで温められることです。
お風呂と同じ温度に設定されているため、長時間入っていても苦になりません。
 
近年、家庭用サウナとして、浴室乾燥にミストサウナの機能が付いた商品も販売されています。

スチームサウナ

 

 
スチームサウナとは、水を沸騰させ、蒸気で身体を温めるサウナのことです。
トルコ・モロッコ式入浴法のハマムは、スチームサウナにあたります。
 
スチームサウナは、沸騰させた蒸気で身体を温めるため、ミストサウナよりも衛生的です。
また、ミストサウナ同様じっくりと入っていられるため、身体を芯まで温められます。
 
ハマムとその他のサウナの大きな違いは、「身体を温める姿勢」です。
ハマムは寝た姿勢で全身にハーブスチームを当てるため、血流の循環がよくなりやすく、座って行うサウナに比べて20分程度早く、身体の芯まで温められます。
また、皮膚からハーブの成分を吸収するため、ハーブの効能によって身体の不調や悩みの改善が可能です。

フィンランド式サウナ

 

 
フィンランドでは、低温高湿のサウナが主流です。
サウナストーブで熱した石に水をかけて蒸発させるロウリュが行われます。
ロウリュは、アロマ水を使用し、香りを楽しみながら身体を温められるため、リラックス効果が高いことも特徴です。
  
また、フィンランド式サウナは、ヴィヒタとよばれる白樺の枝を束ねた道具をサウナに設置しています。
ヴィヒタは、香りを楽しんだり、身体を叩いて発汗や血流循環を促したりするのに使用します。

美肌効果を期待するならハマムがおすすめ！

 
当記事では、ハマムとサウナの違いを解説しました。
 
ハマムは、日本のサウナと親戚関係にある、ミストサウナという種類にあたります。
ミストサウナはサウナの中でも美肌効果が高く、身体への負担なく新陳代謝を活性化できるため、「サウナの息苦しさが苦手」という人にもおすすめです。
 
また、ハマムはブレンドハーブを使用したスチームで身体を温めるため、ほかのミストサウナと比べて、美肌や健康効果、リラクゼーション効果の期待できます。
「肌をいたわりながら、冷えの対策をしたい」という人は、ぜひハマムを体験してみてください。

「ご予約・お問い合わせ」
⇒　お問い合わせください。