冷え性の女性から絶大な支持があるハマム(ハマム浴)とよもぎ蒸しですが、「どのような違いがあるんだろう」と疑問に思っている人もいるのではないでしょうか。
この記事では、ハマム(ハマム浴)とヨモギ蒸しの「特徴」や「効果」、「注意点」を解説しています。
「どちらがいいか悩んでいる」という人は、この記事を参考に、自分の希望に合った施術方法を選んでみてください。
ハマム(ハマム浴)とは、トルコやアラブ諸島、東アジア諸島に伝わる伝統的な入浴方法です。
ハマムは、アラビア語で「熱い空気」を意味します。
その言葉の通り、ハマム(ハマム浴)は全身にハーブスチームを浴び、身体を芯から温められるので、冷え性の改善やデトックス効果を期待できます。
ハマム(ハマム浴)の特徴や効果、注意点をよりくわしく解説するので、「ハマム(ハマム浴)がどのようなものなのか気になる」という人はチェックしてみてください。
ハマム(ハマム浴)は、全身を効率よく温められる施術です。
身体を温める施術には、サウナやヨモギ蒸しなどもありますが、座ったまま受ける施術は関節周辺の血流が滞るため、身体の芯まで温まるのに時間がかかります。
しかしハマム(ハマム浴)は、寝たままの状態で施術を受けられるので、関節に滞りができません。
一説では、ハマム(ハマム浴)はサウナやヨモギ蒸しよりも、20分早く身体の深部まで温まるといわれています。
また、ハマム(ハマム浴)は、複数のハーブをブレンドしたハーブスチームを全身に浴びます。
ハーブスチームは入浴時の温度と同じくらいに設定されているため、サウナのように息苦しくなりません。
そのため、ハマム(ハマム浴)は、「身体を温めたいけどサウナは息苦しくて苦手」、「ヨモギ蒸しの匂いが苦手」という人におすすめです。
ハマム(ハマム浴)は、寝たままの状態でスチームを全身に浴びるため、効率よく身体を温められます。
血流の循環がよくなり大量の汗をかくため、高いデトックス効果も期待できます。
また、ハマム(ハマム浴)は、ハーブスチームによる美髪・美肌効果やリラクゼーション効果も期待できます。
ハーブスチームによって肌や髪が潤うため、乾燥に悩んでいる人にもおすすめです。
ハマム(ハマム浴)で使用するハーブエキスによっても効果は異なるため、サロン選びの際には、何のハーブを使っていて、どのような効果があるのかもチェックしておくといいでしょう。
ハマム(ハマム浴)を行うと血流の循環がよくなるため、生理中に施術を受けると出血量が増える可能性があります。
出血が増えることによって、貧血症状や腹痛が起きる可能性もあるので、生理中の施術は注意が必要です。
また、ハマム(ハマム浴)後すぐにシャワーを浴びると、せっかくのハーブエキスが流れてしまいます。
ハマム(ハマム浴)後も、肌に残ったハーブエキスが浸透し続けるため、シャワーを浴びる場合は、最低でも施術から2時間空けて浴びるのがおすすめです。
ヨモギ蒸しは、ハーブの女王と呼ばれるヨモギを煮立てた蒸気を下半身にあて、「身体を温める施術」です。
マントを着用し、ヨモギ蒸し専用のイスに座ることで、粘膜からヨモギの成分を吸収できます。
陰部に直接ヨモギスチームを当てるため、婦人科系の悩みや痔に効果的です。
また、マントの中はヨモギスチームで満たされているため、身体を芯から温められます。
血流の循環が良くなるため、冷え性に悩む人にもおすすめです。
ヨモギ蒸しの特徴や効果、注意点を解説するので、「ヨモギ蒸しについてくわしく知りたい」という人は、参考にしてみてください。
ヨモギ蒸しは、韓国発祥の民間療法で、もともとは産後の肥立ちが悪くならないように行われていました。
吸収率の高い粘膜に直接ヨモギスチームを当てるため、産後の肥立ちや婦人科系の悩みの軽減が期待できます。
また、ヨモギ蒸しは、長いマントを着て座った状態で行う施術です。
顔から上にスチームが当たらないので、サウナのように息苦しくなることはありません。
ヨモギにはさまざまな薬効があり、殺菌作用や血管の拡張、抗アレルギー作用、代謝改善が期待できます。
そのため、ヨモギ蒸しを行うことで、冷え性の改善や花粉症の抑制、デトックス効果も得られるでしょう。
また、ヨモギ蒸しの代謝改善、血行促進効果により、女性ホルモンのバランスを整えたり、痔を改善したり、美肌効果も得られます。
ヨモギ蒸しは、血流の循環がよくなるため、生理中の施術は注意が必要です。
血行がよくなることで出血量が増え、貧血や腹痛が起きる可能性があります。
また、身体を温めてはいけない疾患や風邪の症状がある人、ヨモギアレルギーの人は施術を行えません。
妊娠初期の人や安定期に入った人も、控えたほうがいいでしょう。
ハマム(ハマム浴)とヨモギ蒸しの大きな違いは、施術スタイルにあります。
ハマム(ハマム浴)はベッドに寝た状態で行いますが、ヨモギ蒸しは座った状態で行います。
長時間座ったままの姿勢が辛い場合は、ハマム(ハマム浴)を行うのがおすすめです。
また、ハマム(ハマム浴)とヨモギ蒸しは、使用するハーブも異なります。
ハマム(ハマム浴)は、さまざまなハーブをブレンドするため、体質や悩みに応じて適したハーブをブレンドすることで、「心身の不調を改善」可能です。
一方、ヨモギ蒸しは、ヨモギのみを使用するため、「生理不順を治したい」、「冷え性を改善したい」という人におすすめです。
この記事では、ハマム(ハマム浴)とヨモギ蒸しの特徴や効果、注意点について解説しました。
よりリラクゼーション効果の高い施術を希望する人には、ハマム(ハマム浴)がおすすめです。
ハマム(ハマム浴)は、使用するハーブによって得られる効果が異なるため、サロン選びをする際は、悩みを改善できるハーブを使用しているサロンを選びましょう。
下記に、Expanse..でハマム(ハマム浴)の際に使用しているハーブと効果をまとめているので、参考にしてみてください。
ハーブ名 | 科名 | 効果・効能 |
---|---|---|
カルダモン | ショウガ科 | 精神疲労、神経鎮静、消化促進作用、食欲増進効果、整腸作用、頭痛、心臓強化、口臭防止、乗り物酔い |
シリの葉 | ゴマ科 | 咳止、体臭消臭、抗菌、殺菌、皮膚の収れん作用(毛穴の引き締め) |
セチャンの木 | マメ科 | 破血、止痛、排膿、通経、疎風、活血 |
ライム | ミカン科 | 血流、老廃物排出、肩こり、集中力、食欲増進、炎症緩和 |
レモングラス | イネ科 | 抗うつ作用、リフレッシュ効果、リウマチ、免疫力向上、デオドラント効果、ダイエット効果、セルライト除去 |
ジンジャー | ショウガ科 | 体を温める、風邪、冷え性、新陳代謝の活発化、発汗作用、健胃作用、鎮吐作用 |
ベチバー | イネ科 | ニキビ、老化防止、胃腸消化器系、月経障害、泌尿器系、利尿作用、血行促進 |
ナツメグ | ニクズク科 | 発汗作用、鎮静作用、乳汁分泌促進、消化促進、健胃、食欲増進、腹痛、下痢、口臭予防 |
シナモン | クスノキ科 | 発汗作用、鎮静作用、健胃、利尿、整腸、嘔吐 |
ラベンダー | シソ科 | 鎮静・鎮痛作用、神経鎮静、精神疲労、不眠、婦人科系トラブル、消化促進、緊張緩和、殺菌・抗菌作用、細胞成長促進、細胞修復 |
Expanse..は、恵比寿店と池袋店でハマム(ハマム浴)のメニューを提供しています。
全身トリートメントとの同時施術はもちろん、他メニューとセットで実施することも可能です。
Expanse..のハマム(ハマム浴)が気になる人は、ぜひメニューページもチェックしてください。
「Expanse..のハマム(ハマム浴)メニュー」
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