つらいアレルギー症状を今すぐ改善!花粉症体質改善におすすめのツボ
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花粉症に悩む人は年々増加傾向にあり、現在では、日本人の3人に1人は何らかの花粉症に悩んでいるといわれています。
花粉症シーズンには、毎日薬を飲んでいるという人も多いですよね。
しかし、「毎日薬を飲むのは心配」、「なるべく薬に頼らず花粉症をなんとかしたい」と考えている人もいるでしょうか。
当記事では、薬に頼らず、ツボを刺激することで花粉症のつらい症状を和らげる方法を解説します。
花粉症の薬になるべく頼りたくないという人や、手軽にできる花粉症対策を探しているという人は、ぜひ参考にしてください。
アレルギー症状にツボが効果的な理由
ツボとは、東洋医学で経穴と呼ばれる、エネルギーや血液の流れが集中するポイントのことです。
ツボを刺激すると、身体の特定の不調を和らげたり、体質改善ができたり、病気を予防できると考えられています。
花粉症などのアレルギー症状は、免疫系の過剰反応によって起こるため、ツボを刺激して免疫系のバランスを整えることで、アレルギーのつらい症状を和らげられます。
特別な道具がなくても簡単にできるため、気軽にアレルギー症状を緩和できることが大きなメリットです。
花粉症状を即効解消できるツボ
花粉症の症状は、人によってさまざまです。
ツボを刺激して花粉症の症状を緩和させる場合、症状に合わせたツボを刺激する必要があります。
そこで、症状別におすすめのツボを紹介するので、自分の症状に合わせたツボを刺激してみてください。
目のかゆみを抑えるツボ
目のかゆみを抑えてくれるツボは、主に「3つ」あります。
目の周りは非常にデリケートなので、力加減や圧をかける方向に注意しながら、ツボを刺激してみましょう。
- 承泣(しょうきゅう)
- 黒目の下、下瞼近くの骨の縁に位置しています。目のかゆみや疲れ目を和らげる効果が期待できます。
- 晴明(せいめい)
- 目頭と鼻の付け根の間にあります。よく、目が疲れたときに押さえる場所です。目のかゆみや充血、鼻づまりにも効果があります。
- 太陽(たいよう)
- 眉尻と目尻の中間のくぼみにあるツボです。目のかゆみや充血、偏頭痛に効果があります。
アレルギー性鼻炎・鼻水に効くツボ
鼻水に効果的なツボは、「迎香(げいこう)」です。
小鼻のくぼみ部分にあるツボで、このツボを刺激すると鼻水や鼻づまりを軽減できます。
迎香を刺激するときは、深呼吸をしながら、指の腹を使って左右同時に刺激しましょう。
鼻づまりに効くツボ
鼻づまりにおすすめなツボは、眉毛と眉毛の間にあるツボ「印堂(いんどう)」です。
鼻づまりや花粉症の症状だけでなく、頭痛や目の疲れにも効果的です。
印堂を刺激するときは、人差し指や中指の腹で、ゆっくり圧をかけましょう。
皮膚のかゆみに効くツボ
花粉症による皮膚のかゆみに効くツボは「2つ」あります。
- 曲池(きょくち)
- 肘を曲げたときにできるシワの端にあるツボです。全身のかゆみを抑える効果があります。
- 肩髃(けんぐう)
- 肩を真横に挙げたときにできる、肩のくぼみにあるツボです。かゆみや湿疹、吹き出物のほか、便秘にも効果があります。
ツボを刺激する際のポイント
ツボを刺激するときは、いくつかポイントがあります。
てきとうにツボを押してしまうと、効果を実感できなかったり、揉み返しのような症状が出たりすることがあるので注意が必要です。
ここでは、ツボを刺激するときのポイントを解説します。
指先でくぼみを探す
ツボがある場所を指で探ると、わずかにくぼみが感じられます。
このくぼみを探し出さなくては、ツボを正確に刺激できません。
くぼみを見つけたら、最初は指の腹で軽く押し、徐々に圧をかけていきましょう。
痛きもちいい強さで刺激する
ツボを強く刺激してしまうと、痛みが残ったり、神経が過敏になったりしてしまうことがあります。
そのため、自分でツボを刺激するときは、「痛きもちいい」強さに加減することが大切です。
指の先でツボを押すと、1か所に集中して圧がかかってしまうため痛みを感じやすくなります。
できるだけ指の腹を使い、円を描くようにツボを刺激してあげましょう。
ツボ押しを習慣にする
ツボ押しは、1回だけで劇的な効果を得られるわけではありません。
ツボ押しは習慣化させることで、症状の緩和や体質改善の効果を期待できるため、お風呂に入った後や寝る前のルーティンとしてツボ押しを取り入れましょう。
セルフお灸もおすすめ
ツボを刺激する方法は、ツボ押しだけではありません。
近年では、セルフお灸ができるキットも多く販売されているため、お灸に挑戦するのもおすすめです。
お灸は、慢性的なアレルギー症状に効果的といわれていれています。
スギ花粉だけでなく、ブタクサ花粉や寒暖差アレルギーなどにより、季節関係なくアレルギー症状が出て悩んでいるという人におすすめです。
花粉症の人がアレルギー症状を起こさないために気をつけたいこと
花粉症の人がアレルギー症状を防ぐためには、日常生活でいくつか気をつけたいポイントがあります。
まず、外出時に花粉症が身体の中に侵入を防ぐことです。
そのためには、マスクやめがね、花粉バリアのスプレーなどを活用しましょう。
帰宅時には、衣服に付着した花粉を払い落とし、シャワーで身体や髪についた花粉を洗い流すことで、室内に持ち込む花粉の量を減らせます。
食事面では、抗酸化作用のあるビタミンCやビタミンE、乳酸菌、食物繊維を含む食品を摂ることで、アレルギー反応を抑えることが可能です。
とくに、ヨーグルトやレンコン、青魚、チョコレート、梅干しは花粉症の症状を抑える効果が高いといわれています。
逆に、ジャンクフードを日常的に摂取していると、アレルギー症状が出やすくなるので注意しましょう。
毎日のツボ押しで花粉症の症状を和らげよう
つらい花粉症の症状を和らげるためには、毎日の予防が大切です。
とくに、花粉症対策としてツボを取り入れる場合、日々ルーティンとして取り入れる必要があります。
薬のように副作用の心配がないため、妊婦さんや妊活中の人、小さなお子さんでも安心して取り入れられます。
この記事では、花粉症対策に効果的なツボを症状別に紹介しているので、ぜひためしてみてください。
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