本気の体質改善にはファスティングがおすすめ!効果・やり方・注意点
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ファスティングは、ダイエットや体質改善に効果的といわれており、美容や健康に関心の高い人から注目を集めています。
しかし、間違ったファスティングを実践すると、体調を崩してしまう可能性があります。
この記事では、ファスティングとはそもそもどんなものなのか?どのような効果があるのか?実践方法を紹介します。
ファスティングを行う際の注意点も解説しているので、ファスティングをしてみたいと思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
ファスティングとは?
ファスティングとは、一定期間食べ物の摂取を断ち、身体をリセットする健康法のことです。
英語のfast(断食・絶食する)に由来し、古くは宗教の思想に基づいた断食が行われていました。
ファスティングは、食事を取らないことで内臓を休め、老廃物を排出する効果があるといわれています。
まずは、ファスティングを行うことで得られる嬉しい効果を紹介するので、期待する効果が得られるのか確認してみてください。
身体がリセットされる
ファスティングを行うことで、それまでフル活動していた内臓を休められます。
これによって、疲れていた消化器官のダメージがリセットされ、胃腸の働きが改善するでしょう。
また、食べ物の消化・吸収に使われていたエネルギーは、老廃物や毒素の排出に使用されます。
老廃物や毒素を分解する肝臓の負担も軽減され、身体の疲労感もなくなるでしょう。
便秘改善
ファスティングには、便秘改善効果も期待できます。
腸内には善玉菌と悪玉菌が住んでいて、腸内環境が悪化していると、悪玉菌が増加し、おならが臭くなったり、腸の働きが悪くなったりします。
ファスティングによって老廃物や毒素が排出されると、腸内の善玉菌が増え、腸の働きを活性化するため、便秘解消が可能です。
美肌効果
腸内環境と肌はつながっているといわれており、腸内環境が悪いと、腸内の毒素が血液に乗って全身に巡り、ニキビや吹き出物の原因になります。
そのため、ファスティングで腸内環境が改善されると、肌質の改善も可能です。
また、ファスティングで内臓を休めることで、身体が回復にエネルギーを使うため、新陳代謝が活性化され、古い肌が新しい肌に生まれ変わります。
肌が生まれ変わることで、キメの整ったうるおいのある肌になれるでしょう。
免疫力向上
ファスティングには、免疫力向上も期待できます。
身体の免疫力の大半は腸管内が司っていて、腸内環境が悪いと、疲労が抜けなかったり、アレルギー症状が表れたりします。
そのため、ファスティングによって腸内環境が整うと、疲労や花粉症の症状が軽減する可能性が高いです。
また、ストレスを感じていると、免疫力が低下してしまいます。
ストレスを解消するには、セロトニンやドーパミンと呼ばれる、幸せホルモンが重要です。
実は、幸せホルモンであるセロトニンは、その多くが大腸から作られています。
セロトニンは腸内の善玉菌が生成を促しているため、腸内環境を整えることでストレスが軽減され、ストレスによる免疫力低下を防いでくれるのです。
オートファジーの活性化
ファスティングは、オートファジーを活性化できます。
オートファジーとは、自食作用と呼ばれるもので、古い細胞を分解して新しい細胞を作り出す細胞の仕組みのことです。
オートファジーが活性化されることで、健康の維持や老化防止、免疫力向上が期待できます。
オートファジーは年齢とともに働きが弱まるため、定期的にファスティングを行うことでオートファジーが活性化され、健康的で若々しい状態を維持できるでしょう。
ダイエット効果
ファスティングを行うことで、脂肪燃焼が促され、ダイエット効果を期待できます。
通常、人間は糖質をエネルギーにして活動していますが、ファスティングを行うと、エネルギー源として筋肉や脂肪が分解されるようになります。
その結果、筋肉や脂肪が減少し、減量につながるのです。
また、ファスティングを行うことで、日頃の食生活見直しにつながります。
食事バランスが整うことで、ダイエット効果も期待できるでしょう。
ファスティングのやり方や実施期間は?
ファスティングにはいろいろな方法があり、数時間〜数日間食べ物の摂取を制限するのが一般的です。
身体に負担が大きいファスティングもあるため、ファスティングを行う際は、無理なく取り入れられるものを選ぶ必要があります。
そこでここからは、無理なくできるおすすめのファスティングの方法を紹介するので、挑戦する際は参考にしてください。
16時間断食(ファスティング)
16時間断食(ファスティング)は、飲食できる時間を8時間だけに制限し、残りの16時間は食事を取らないファスティングの方法です。
腸内環境を整え、オートファジーを活性化させる効果があります。
ファスティングの時間が短く、食事の量を減らさず挑戦できるため、ファスティング初心者におすすめです。
8時間は好きなものを食べられるため、ダイエットによるストレスも少なくすみます。
1日断食(ファスティング)
1日断食(ファスティング)は、24時間食事を取らないファスティングの方法です。
ファスティングの準備期間と回復期間が1日ずつ必要なので、合計3日間のスケジュールで行います。
丸1日内臓を休められるので、腸内環境を改善し、便秘解消や美肌、免疫力向上、オートファジーの活性化が期待できます。
準備期間はカフェインや糖質を控え、回復期はおかゆ等の軽食を取れるため、そこまで飢餓感なく挑戦できるでしょう。
ファスティングの回復食って?
ファスティング後に通常の食事を取ると、身体に大きな負担がかかります。
そのため、ファスティング後は必ず回復期を設けなくてはいけません。
ファスティングの回復食には、胃腸に負担がかからない、消化しやすいものを選ぶことが大切です。
とくに、断食期間が長い場合は、スムージーや青汁、酵素ドリンクなどから回復食を始め、徐々におかゆなどの固形物に移行しましょう。
1日断食は意味ない?ファスティングはやばいって本当?
「短期間の断食に効果はないのではないか?」と考える人もいるようですが、16時間断食や1日断食などのプチ断食でも、十分ファスティングの効果を得られます。
とくに、ダイエットを目的にファスティングを行う場合は、身体や心への負担が少ない、16時間断食を継続して行うのがおすすめです。
しかし、体力が低下しているときや体調が悪いとき、妊娠中、持病を持っている人が独断でファスティングを行うのはおすすめできません。
上記の症状に当てはまる場合は、必ず医師に相談し、医師の指導のもと実施してください。
また、ファスティング中に体調に異変を感じたときは、すぐにファスティングを中止しましょう。
本気で体質改善に取り組むならファスティングで身体をリセットするのがおすすめ
ファスティングは、本気で体質改善を行いたい人におすすめの健康方法です。
ファスティングを行うことで腸内環境が改善され、便秘や肌荒れの改善、免疫力の向上、オートファジーの活性化、脂肪燃焼など、様々な効果を実感できます。
定期的にファスティングを行うことで、若々しく健康的な生活が送れるでしょう。
しかし、間違った方法や無茶なファスティングを行うと、健康を損ねてしまう可能性があります。
ファスティングに挑戦したいという人は、事前の準備やファスティング後のケアをしっかり行い、無理のないファスティングを行ってください。
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