★アーユルヴェーダ★～オイル療法のいろいろ～

こんにちは！！

ブログ担当の伊藤です（＾＾）

 

紅葉の時期になってきましたね！！

千葉の養老渓谷や外苑前のイチョウ並木をみてきました♪

 

四季がある日本は良いですね♪

 

 

さてさて今回はアーユルヴェーダの様々なオイル療法についてご紹介したいと思います。（＾＾）

 

◆スネハナカルマ（油剤法）◆

アーユルヴェーダではオイルを施術に使用することの総称を『スネハナカルマ』と言います。

『スネハナカルマ』とはオイルを用いたデトックス法です。

オイルマッサージやシロダーラもスネハマカルマの一部です。

水溶性に毒素は汗や尿などに含まれ流れ出しますが、油溶性の毒素は排出されません。

油溶性の毒素は油性で溶かし出すということです。

アーユルヴェーダオイルに含まれるメディカルハーブの成分が

毛穴の皮脂線を通して毛細血管に浸透し全身の細胞ひとつひとつに行き渡ります。

体内の内臓器官にこびりついている毒素を剥がし、

剝された毒素を正しいスロータス（消化管系）に導き排泄を促す方法です。

 

◇ネトラタルパナ◇

内容：目のまわりに強力粉で練った生地で土手を作り、

薬用ギーまたはネトラ用オイルを眼の中に注ぎ入れる処置

効果：眼精疲労回復、視力回復、記憶力の改善、色彩感覚の向上、

充血予防、弱視の改善、眼球の痛み予防

 

 

※ネトラタルパナは、眼から脳に直接働きかけるので、上記のような効果や、神経系の強壮効果が望めます。

ピッタが乱れている人は処置後、目が充血する場合がありますが

薬用水やローズウォーター、きゅうりのしぼり汁などを眼に落とします。

 

◇シローバスティ◇

内容：筒状の帽子を頭にかぶせ、薬用オイルを注ぎいれる処置

効果：顔面麻痺、半身麻痺、不眠、神経疾患、精神疾患、不安、

精神疾患、湿疹、皮膚のトラブル、ストレス

 

 

シローバスティは、直訳すると「頭の浣腸」です。

施術上、髪の毛を剃る事を薦められています。

処置時間は通常７日間で毎日ｐｍ４：００以降に施術を開始します。

疾病の原因が脳にある場合、施術後、鼻から鼻汁が出てきたら施術が成功した証と言われています。

 

◇ジャヌバスティ◇

内容：小麦粉の生地で膝に土手を作り、温かい薬用オイルを注ぎ、２０分～３０分間保留する。

効果：膝の痛み、膝関節を強くする

 

◇カティバスティ◇

 

内容：小麦粉の生地で腰に土手を作り、温かい薬用オイルを注ぎ、２０分～３０分間保留する。

効果：慢性的は背中の痛み、骨粗鬆症、座骨神経痛、生理中のトラブル

 

 

 

◇チャクラバスティ◇

内容：小麦粉の生地で子宮の上部に当たる部分に土手を作り、温かい薬用オイルを注ぎ、保留する。

効果：消化不良、便秘、ホルモンバランスを整える、不安

 

◇シローヴィヤンガ◇

 

内容：頭全体をオイルマッサージする処置

効果：深い睡眠、頭痛の軽減、記憶力の改善、血圧の正常化、

めまいや耳鳴りの改善、集中力の強化、

 

 

精神疾患、ストレス、脳内感覚中枢や運動中枢の調和、肝臓強化、消化力改善、感情が豊かになる、

甲状腺機能の調整、顔のシワ予防

※頭部にオイルを塗布すると、頭がい骨内に深く浸透します。

オイルとマッサージの相乗効果で、頭部の筋肉の凝りと頭皮の張りを和らげます。

そしてこの変化は脳内のセロトニンうやドーパミンなどの神経伝達物資の分泌の活性と、

シナプスの流れを良くし、ストレスの緩和を予防、脳のアルファー波増加、ホルモン調整、

プラーナの正常吸収などの効果もあります。

血液循環が上がったために細胞内に栄養が行き渡るので、頭皮や毛根が強くなり、

白髪予防、ハゲ防止にも役立ちます。

 

◇ピリツィル◇

約２リットルもののハーブオイルを温め全身にかけていきます。

豪華で究極の施術から「王様のトリートメント」と呼ばれています。

身体にたっぷり浸透したオイルが、蓄積された体内毒素をしっかり排出し、

本来の心身バランスへ導きだします。

また、痩身効果が高いのも特徴なので痩せたい方にも適している施術です。

 

 

アーユルヴェーダといえば、シロダーラやオイルマッサージを思い浮かべる方が多いと思いますが

その人の体の症状に合わせた様々なオイル療法があることがわかりますね♪

オイル療法以外にもいろいろありますので、またご紹介しますね。