完全保存版!マッサージの好転反応と上手く付き合うための説明書
アーユルヴェーダ
マッサージを受けたあと、だるさや痒みなどを感じたことはありませんか?
それらの症状は、マッサージ後に起こる好転反応かもしれません。
好転反応…聞いたことはあるけれど、くわしくは知らない…そんな人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、マッサージの好転反応はなぜ起こるのかをはじめ、好転反応が出てしまったときの対処法、さらには好転反応を起こしにくくするためにできる対策までを紹介します。
マッサージを受けるといつも好転反応が出てしまう人にも、好転反応が怖くてマッサージを躊躇してしまっている人にも役立つ説明書です、ぜひ参考にしてください。
マッサージの好転反応はなぜ起こるの?
マッサージ後に起こる好転反応は、読んで字のごとく「良い方へ転じているときに心身へ起こる反応」のことをいいます。
好転反応には倦怠感や軽い痛みなどの不調があるため、体に何か悪いことが起きているのでは?と勘違いしてしまう人もいるでしょう。
しかし、好転反応は決して悪いものではありません。
マッサージを受けた後、ため込んでいた疲労物質や不純物などの老廃物が血液に流れ込みます。
その際一時的に、血液に流れ込んだ老廃物が体中を駆け巡るため不調を起こすのです。
マッサージの好転反応は、誰の体の中ででも起こっているのですが、反応の強弱には個人差があります。
中にはほとんど何も感じない人がいれば、頭がとても重く横になっていたい、と感じる人などさまざま。
これは、ため込んでいた老廃物の量や体調などにより、出る反応が強いまたは弱いと違ってくるからなのです。
マッサージ後の好転反応と揉み返しはまったくの別物
マッサージのあとに出る不調の中には、好転反応のほかに揉み返しがあります。
同じ「痛み」を伴う好転反応と揉み返しは、同じもの?と勘違いしている人も多くいますが、実はまったくの別物。
揉み返しはマッサージの力加減や、マッサージの施術方法によって筋肉が傷つけられていることが原因になり引き起こした症状で、施術箇所に強い痛みを感じたり、熱を持ったりといった症状が出ます。
また、体全体に不調の症状が出る好転反応とは違い、部分的な痛みが出るのも揉み返しの特徴です。
マッサージの好転反応で起こる主な症状と変化
マッサージ後に起こる好転反応にはいくつかの症状があり、時間が経つにつれ変化していきます。
では、マッサージを受けた当日からの変化を見ていきましょう。
当日…眠気、痒み、鼻水、咳、頻尿、軟便など
マッサージを受けた直後は、リラックスした状態になることから、頭がぼんやりとし、眠気を強く感じるでしょう。
マッサージで血液の流れが促進されるため、痒みや鼻水、咳などの症状が出る人も多いです。
また、体が老廃物を外に出そうとするため、排尿の回数がいつもより多くなったり、腸の働きが活発になることでお腹が緩くなったりする人もいます。
2~3日目…倦怠感、軽い頭痛、筋肉の痛み
ため込んだ疲労物質や老廃物が多ければ多いほど、倦怠感を感じます。
中には、起き上がるのもツラいと感じる人もいるでしょう。
筋肉の痛みは、使えていなかった筋肉がマッサージによって目覚めた状態になり、神経が過敏に反応してしまっているためのものです。
3~4日目…だんだんと不調が消えていく
老廃物が体外へ出ていき、十分なデトックスがおこなわれた体は、急速に回復へ向かいます。
4日目には、好転反応のほとんどが落ち着き、心身ともにマッサージを受ける前よりも良い状態になっていくでしょう。
マッサージ後の不調が続くときは医療機関へ
マッサージに好転反応はつきものです。
しかし、不調が1週間以上続いたり、しびれがあったりする場合は好転反応ではなく、怪我や病気が隠れている可能性がありますので、放っておかず早めに医療機関へ相談してください。
マッサージの好転反応が出てしまったときにできる3つのこと
マッサージの好転反応が起こす不調は、ため込んでしまっていた老廃物を外に出し切ることで治まります。
そのための対策としてできることを「3つ」紹介します。
1.水を飲む
好転反応を起こす原因となっている老廃物を外に出すために、なるべくたくさんの水を飲みましょう。
推奨されている量は1日に2リットルですが、お水ばかりをそんなに飲めない…という人は、あたためた白湯や、カフェインを含まないハーブティ、デトックス効果のある飲み物などを代用してもOK。
また、水分補給は好転反応のひとつである頭痛にも効果がありますので、すすんで取るようにしてください。
2.軽く体を動かす
ウォーキングやストレッチなどの軽い運動は、老廃物を排出するデトックスの効果を早めます。
ここで注意したいのが、運動とは言っても軽い運動であること。
かならず無理のない程度のものを、自分のスピードでおこないましょう。
3.湯船に浸かる
湯船に浸かって汗をかくことも、デトックスにつながります。
また、リラックス効果も高いので、質の良い睡眠を得ることができ、体の回復を早めるでしょう。
ただし、マッサージ直後は血行が良くなっているため、のぼせやすい状態になっています。
入浴はなるべく、マッサージが終わってから2~3時間以上経ってからにしてください。
食べ過ぎとアルコールは避ける
マッサージ後は代謝が良くなり、老廃物を排出する効果が高まっています。
それと同時に、栄養の吸収率もグンと上がるため、食べ過ぎると太る原因となってしまいます。
また血流が促進されている分、アルコールも普段より回りやすくなり、悪酔いしてしまう可能性が。
マッサージを受けた日は、なるべく飲酒も避けてください。
マッサージ後に好転反応を起こしにくくするための対策
マッサージを受けると、誰にでも好転反応は起こります。
ただ、老廃物をたくさんため込んでしまっている人と、そうでない人とでは、不調として出る症状に強弱があります。
では好転反応の症状をなるべく小さなものにするための対策として、普段からできることを見ていきましょう。
運動
運動をし筋肉量が増えると、血液の循環が改善され新陳代謝が上がり、老廃物をため込まない体作りができます。
激しい運動である必要はありません、ウォーキングやストレッチなど定期的に続けられる運動を見つけて少しづつ習慣化させましょう。
ストレス解消
ストレスは体の調子に大きく影響し、老廃物の排出を妨げる原因のひとつと言われています。
つまり、ストレスを上手く解消できていない人は、老廃物をため込みやすくなっているということ。
お友だちとのおしゃべりや、スポーツ、音楽や映画鑑賞など、何でも構いません。
自分に合ったストレス解消法を見つけましょう。
体質改善
代謝が悪い、また疲れをため込みやすいなどの体質を持つ人は、食事法や生活習慣を見直しながら体質自体を改善することも、好転反応を起こしにくくするひとつの手となります。
ただし体質改善にはある程度の期間と、正しい方法が必要となりますので、しっかりとした知識を得てから挑戦するようにしてください。
体質改善についてさらにくわしくは下記の記事をご覧ください。
マッサージで新陳代謝をアップ
マッサージ後に好転反応が出る人の特徴に「マッサージ初心者」があります。
つまり、普段からマッサージを受け慣れていない人がマッサージを受けたことで、一気に老廃物が体を巡り、大きな不調が現れてしまうのです。
そうならないために、普段から定期的にマッサージ施術を受けて、新陳代謝をあげ、老廃物が溜まらないような体作りをしておくことをおすすめします。
マッサージの好転反応はアーユルヴェーダで上手にコントロール
マッサージ後の不調を起こさないためには、普段から自分にあった食事法やストレス発散法、運動などを取り入れて、マッサージの好転反応を上手くコントロールすることが大切です。
その点、「アーユルヴェーダ」では自分が生まれ持つエネルギー・ドーシャを元に、自分だけに合った好転反応のコントロール法を導き出します。
どんな理由や原因で老廃物や疲れをため込んでしまっているのか、どうすれば上手く排出できるのかも、「アーユルヴェーダ」ならピッタリな方法を見つけられますよ。
アーユルヴェーダに関してくわしくは下記の記事をご覧ください。
マッサージで出る好転反応はExpanse..に相談しよう!
マッサージの好転反応と上手く付き合うために、好転反応への対処法をはじめ、好転反応を起こしにくくする対策などをまとめました。
好転反応はマッサージによって、溜まっていた老廃物が血液へ溶けだし、外へ排出されるために一時、体中を巡る際に感じる不調です。
その好転反応で出る不調を最小限にするためには、普段から新陳代謝をアップさせ、老廃物の排出を上手に促すことが重要なのです。
アーユルヴェーダのExpanse..では、一人ひとりに合ったマッサージを施術するだけでなく、食事法や普段のライフスタイルのアドバイスまでをトータルサポートすることで、代謝をアップさせ老廃物をため込まない体作りのお手伝いが可能。
マッサージを受けると好転反応がツラい…好転反応が怖くて、大好きなマッサージが受けられない…そんな人はぜひ一度Expanse..に相談してみてください。
きっとあなたにピッタリな対策、アプローチ法に出会えるはずです。
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