むくみや疲れの解消など、日々のセルフケアには「オイルマッサージ」が最適です。
とくに、アーユルヴェーダ式のオイルマッサージは、体質や体調を考慮しながらオイル選びを行うため、身体や心の不調を解消できます。
しかし、ベースとなるオイルやブレンドするハーブは非常に種類が多く、どれがいいのか悩むこともあるでしょう。
そこで、この記事ではアーユルヴェーダによく使用される「ベースオイルとハーブ」の解説や、「体質ごとにオイルを選ぶポイント」を解説しています。
「自宅でアーユルヴェーダマッサージをしてみたい」という人は、ぜひ参考にしてみてください。
アーユルヴェーダオイルとは、アーユルヴェーダ式のマッサージを行う際に使用するオイルのことです。
アーユルヴェーダマッサージには以下のようなメリットがあり、オイルを使ってマッサージをすることで相生効果が期待できます。
アーユルヴェーダマッサージに使用されるベースとなるオイルは、主に以下の「5種類」です。
それぞれの効能やメリットを解説していくので、自分の望む効果が得られるオイルを探してみましょう。
日本のアーユルヴェーダマッサージで主に使用されているのは、セサミオイルです。
肌への浸透に優れていて、成分が老廃物の排出を促します。
セサミオイルの効能やメリットは、以下の通りです。
ギーとは、無塩バターから不純物を取り除いたオイルのことで、長期保存が可能な万能オイルのことです。
無数の効果があり、マッサージはもちろん、目薬や食用として用いられることもあります。
ギーの効能やメリットは、以下の通りです。
キャスターオイルは健康面で多くの効果を発揮するオイルとして、古くからアーユルヴェーダに使われてきました。
とくに、座骨神経痛やリウマチなどによく使用されます。
キャスターオイルの効能やメリットは、以下の通りです。
マスタードオイルは、ドーシャを鎮静させる効果があるとして、古くからインドで食用として親しまれていました。
欧米でも、マッサージオイルとしてよく使用されています。
マスタードオイルの効能やメリットは、以下の通りです。
ミネラルが豊富なココナッツオイルは、古くからコシのある艶やかな髪になれるとして、アーユルヴェーダでは頭皮マッサージによく使われていました。
身体を冷やす効果があるので、夏場のマッサージオイルに最適です。
ココナッツオイルの効能やメリットは、以下の通りです。
アーユルヴェーダマッサージは、体質や体調を考慮してマッサージを行うために、薬草エキスを溶け込んだベースオイルを使用します。
薬草の成分が肌から浸透して、身体や肌の不調を改善できます。
ここでは、不調の改善におすすめのハーブを紹介するので、よりマッサージの効果を感じたいという人はためしてみてください。
マハナラヤナは、筋肉痛や肩こりに効果抜群のハーブです。
筋緊張からくる身体の不調に悩んでいる人におすすめ。
また、免疫機能向上や内臓機能向上効果も期待できるため、内臓の疲れや免疫低下になやんでいる人にもおすすめできます。
抜け毛や髪のコシ・艶など、頭髪の悩み全般に効果のあるハーブです。
炎症を鎮静する効果もあるため、肌の炎症や頭髪に悩みを抱えている人におすすめです。
また、めまいにも効果を期待できます。
ピンダには、疼痛を緩和する効果が期待できるため、身体の痛みに悩んでいる人におすすめです。
抗菌・抗炎症作用や創傷治癒効果もあるため、切り傷や肌荒れをしているときでも使用できます。
アシュヴァガンダには、ストレス緩和や免疫力向上効果があり、不定愁訴に悩んでいる人に最適なハーブといわれています。
身体の適応力やストレス耐性を高めることから、ストレスによる不調が身体にまででているという人におすすめです。
トリパラは、心や身体のバランスを整え、痛みや不調を改善する効果が期待できます。
便秘や下痢、食欲不振、肌荒れに悩んでいる人におすすめです。
サルサパは、リウマチや関節痛、外傷性のむくみに効果を発揮するハーブです。
節々の痛みに悩んでいる人におすすめで、筋肉のコリやハリによる痛みを緩和する効果も期待できます。
これまで、アーユルヴェーダで使用されるオイルや薬草を紹介してきましたが、「種類が多いため、どれを選んだらいいのかわからない」と悩んでいる人もいるでしょう。
体質や体調ごとにオイルを使い分けると、よりマッサージの効果を実感できます。
ヴァータ・ピッタ・カパタイプごとにおすすめのオイルを紹介するので、参考にしてみてください。
ヴァータタイプは体調が移り変わりやすく、「冷えやすい体質」です。
そのため、身体を温めてくれるオイルやリラックス効果のあるオイルやハーブを選ぶといいでしょう。
ピッタタイプは「身体に熱が籠もりやすい」ため、身体を冷やす効果のあるオイルを選ぶのがおすすめです。
また、頭に血が上りやすいため、ストレスを緩和する効果のあるハーブを選ぶようにしましょう。
カパタイプは「身体に水分をためこみやすい」ため、デトックス効果のあるオイルを選びましょう。
また、「体重が増えやすい」ため、脂肪燃焼や新陳代謝向上効果があるハーブを選ぶのもおすすめです。
この記事では、アーユルヴェーダマッサージに使用する「ベースオイル」や「ハーブの効果・メリット」を紹介しました。
自分にぴったりのオイルやハーブでマッサージを行うことで、よりマッサージの効果を実感できます。
しかし、自分に合っているオイルを探すのは骨の折れる作業ですよね。
「Expanse.. 」では、カウンセリングにて一人ひとりに合ったオイルを調合してマッサージに使用しています。
「本格的なアーユルヴェーダオイルマッサージを受けたい」、「自分に合ったオイルでケアしたい」という人は、「Expanse.. 」にご相談ください。
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