セラピストになるには資格はいらない?知っておくべき6つのポイント
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「セラピストとして働きたいけれど、資格が必要なのか?」と疑問に思っている人は多いかもしれません。
実際、セラピストは専門的な知識とスキルが求められるため、資格が必要なのか、経験が優先されるのか気になりますよね。
そこで、この記事では、セラピストとして活躍するためには資格が必要なのか?セラピストになるうえで知っておきたい「6つ」の重要なポイントを分かりやすく解説します。
セラピスト未経験者でも自信を持ってスタートするポイントを紹介しているので、マッサージを仕事にしたいと考えている人は参考にしてみてください。
セラピストに国家資格はある?
「セラピストには、国家資格はあるんだろうか?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?
まずは、セラピストの資格について、わかりやすく説明していきます。
「セラピスト」の国家資格はない
「セラピスト」という名称は、医療・心理・美容・福祉など、幅広い分野で使われています。
なかでも、医療福祉に関するセラピストを目指す場合は、対応する国家資格の取得が義務づけられているものもあります。
たとえば、医療系の国家資格には以下のようなものがあります。
- ・理学療法士・作業療法士
- ・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師・鍼灸師
- ・公認心理師・臨床心理士
これらの資格はいずれも、大学や指定の教育機関への進学、所定のカリキュラムを修了し、国家試験に合格しなくてはいけません。
一方で、アロマセラピストやリフレクソロジスト、整体師などは民間資格が主流で、国家資格の制度はありません。
セラピストにおすすめな民間資格
国家資格が必要ではないリラクゼーションセラピストは、民間資格を取得しておくことで、専門性やスキルの証明ができます。
アロマやリラクゼーション、心理カウンセリング、美容など、目的に応じた資格を選びましょう。
Expanse..が運営するアーユルヴェーダスクールでは、国内外で多彩なセラピスト養成コースを提供しています。
国内校で取得できる主な資格は4つあり、習熟度や学習の目的に応じて、コースを選べます。
さらに、ステップアップコースとして、シローダーラーやフェイシャル、セラピストとして大切なことを学び、セラピストとしての知識やスキルを伸ばすことも可能です。
すべての講座で、認定のディプロマが発行されるため、アーユルヴェーダ未経験の方から、プロのセラピストまで、幅広い方が受講しています。
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セラピストになるには資格取得が必須?
セラピストになるには資格が必要なのではないかと考えている人は多いですが、実はセラピストに資格は必須ではありません。
とくに、リラクゼーション分野では、資格よりも経験や技術が評価されることが多いです。
ただし、医療や心理系など、専門性が高い分野では国家資格の取得が必要とされることもあるため、自分がどの分野で活動したいかを明確にしておくことが重要です。
セラピストを目指す際は、どの分野で活躍したいかを考えて、資格の取得を検討しましょう。
セラピストになるなら資格よりも経験が重要
セラピストになるには、資格よりも経験が重要です。
その理由として、マッサージセラピスト向けの国家資格がないことと、厚生労働省により資格取得が義務づけられていないことが挙げられます。
もちろん、民間の資格を取得していれば、お客様から信頼を得やすくなります。
しかし、実際の現場では、どれだけの技術を持っているか、どれだけお客様にリラックスや安心感を与えられるかがポイントです。
セラピストは「人の心と体に寄り添う」仕事なので、技術を磨くだけでなく、お客様との信頼関係を築く能力も非常に大切です。
経験を積みながら、自分なりの強みを見つけていくことが成功への近道となるでしょう。
セラピストになるための最短ルート
未経験からセラピストになる最短ルートは、実務経験を積むことです。
アルバイトや研修などでセラピストに関する業務を勉強し、基礎的なスキルを習得したら、実際にお客様と接しながらスキルを向上させるのが良いでしょう。
また、短期間でスキルを修得できるセラピスト向けの講座やセミナーに参加して、知識を学ぶのもおすすめです。
経験を積みながら、自分に合ったスタイルや技術を見つけていくことが、セラピストとしての成功につながります。
セラピストに役立つ資格
セラピストに役立つ資格にはいくつかの種類があります。
たとえば、リラクゼーション系ではアロマテラピー検定や分野に特化したセラピストの資格が人気です。
心理カウンセリングに関連する仕事を希望する場合は、心理カウンセラーやメンタルヘルスケアの資格も役立つでしょう。
これらの資格を持っていると、知識や技術を客観的に証明できるため、お客様から信頼を得やすくなります。
どの分野のセラピストとして活動したいかによって、必要な資格を選びましょう。
働きながらセラピストを目指すには?
仕事や家庭と両立しながらセラピストを目指すなら、通信講座や週末に開講しているスクールを利用するのがおすすめです。
リフレクソロジーやアロマなどの民間資格は、スキマ時間で学べるオンライン講座や、通信講座もあり、忙しい方にも取り組みやすい内容となっています。
また、夜間・土日開講のスクールでは実技を重視した指導が受けられ、修了後には求人紹介や研修制度が用意されているスクールも多いです。
将来の働き方を見据えて、習得するスキルや学び方を選ぶことが大切です。
セラピストの働き方
セラピストには、サロンに就職して安定した勤務を続ける人もいれば、スキルを活かして独立し、自分のペースで働く人もいます。
ここでは、代表的な「3つ」の働き方を紹介します。
自分に合った働き方を考えるヒントにしてみてください。
正社員としてサロン勤務
安定した収入と実務経験を積みたい方には、エステサロンやリラクゼーションサロンでの正社員勤務がおすすめです。
主な業務内容は、カウンセリング・施術・予約対応・店舗清掃などです。
接客力やコミュニケーション能力も求められるため、セラピストとしての総合的なスキルがアップするでしょう。
また、福利厚生や研修制度が整っているサロンも多く、資格取得支援やインストラクターへのステップアップ制度が用意されていることもあります。
フリーランス・業務委託
経験を積んだ後、自由な働き方や高収入を目指したい方には、フリーランスや業務委託契約を検討してみましょう。
レンタルサロンやシェアサロンを利用して施術を行うほか、自宅や出張で施術を実施するケースも考えられます。
フリーランスや業務委託で働く場合は、予約・施術・集客・会計までを自分で管理する必要がありますが、その分自由度は高く、自分の得意分野に特化したサービス展開が可能です。
たとえば、オイルトリートメントに特化したメニュー構成や妊産婦向けのボディケア施術など、専門性やブランディングの工夫でリピーターを増やしていく戦略がとられています。
集客や経営面の知識も必要ですが、将来的に独立開業を視野に入れている方には、いい経験となるでしょう。
副業・週末セラピスト
本業を持ちながら、週末だけサロン勤務や出張施術を行う副業セラピストも増えています。
とくに、通信講座やスクールで資格を取得した後、副業から始めて経験を積むために、週末のみセラピストとして活動する人が多いです。
土日祝日のみの業務委託契約でサロンに出勤したり、自宅の一室を使って小規模に開業したりすることで、比較的リスクを抑えつつ活動できます。
セラピストに向いてる人・向いていない人の特徴
「自分はセラピストに向いているのかな?」
そんな不安や疑問を感じている方も多いのではないでしょうか。
セラピストという職業は、単に技術や資格を持っていれば良いわけではありません。
心身のケアを担う役割だからこそ、人柄や価値観、姿勢が大きなポイントになります。
ここでは、セラピストに向いている人・向いていない人の特徴をわかりやすく紹介します。
向いてる人の3つの共通点
セラピストに向いている人には、いくつかの共通点があります。
セラピストの仕事は信頼関係が土台となるため、共感力や会話の受け止め方が重要です。
また、アロマや整体、リンパケアなど、どの分野でも基礎には身体や心の知識があり、解剖学や心理学への関心がそのまま実務に役立ちます。
そして、気配りができ、手先が器用であることも大切です。
施術では相手の状態を「触れて感じ取る力」が求められます。
施術後のアフターケアや香りの選定なども含めて、細やかな配慮ができる人は、ホスピタリティの高いセラピストとして多くの人から信頼を得やすくなります。
セラピストに向いている人の共通点は、以下の通りです。
- ・人と関わることが好き・話を聞くのが得意
- ・心身の仕組みやケアに興味がある
- ・気配りができて手先が器用
向いていない人の特徴と対処法
セラピストは人と深く関わる仕事です。
そのため、人と話すのが苦手な人は、セラピストに向いているとはいえません。
また、身体が資本の仕事でもあるため、体力や技術に不安があるという人も、壁にぶつかってしまう可能性が高いです。
しかし、「話すのが苦手」「体力に自信がない」「未経験で不安」といった悩みを持つ人でも、意識や工夫次第で乗り越えることができます。
たとえば、無理に会話を盛り上げなくても、安心して話せる空気づくりを行うことで、お客様にリラックスして施術を受けてもらえます。
また、心理カウンセリングやアロマなど体力的負担の少ない分野を選ぶことで、体力への不安をカバーできるでしょう。
未経験者が知っておくべきセラピストに重要な6つのポイント
未経験からセラピストを目指す場合、知っておきたい「6つ」のポイントがあります。
6つのポイントを事前に知っておくことで、よりスムーズにセラピストとして活躍できるでしょう。
ここからは、セラピストになるうえで知っておきたい「6つ」のポイントを紹介するので、未経験からセラピストを目指す人は覚えておいてくださいね。
基本的なスキルや知識の習得
未経験者がセラピストになるには、まず基本的な知識やスキルを習得する必要があります。
たとえば、身体の作りや仕組みをしっかり把握しなければ、筋肉を痛めてしまう可能性があるので、お客様の身体には触れられません。
また、セラピストにはリラックス効果を引き出す技術の習得が必須です。
これらの知識がないと、効果的な施術ができません。
また、施術に必要な道具の使い方や衛生管理などの基本的なこともしっかりと理解しておく必要があります。
信頼関係の構築
セラピストは、お客様との信頼関係を構築することが大切です。
お客様と信頼関係が築けないと、施術の満足度が低下し、クレームに発展することもあります。
逆に信頼関係がしっかり築けていると、実際よりも高いリラクゼーション効果を発揮し、満足度の高い施術を実施できるのです。
お客様との信頼関係構築のためには、傾聴力や提案力を高め、心から寄り添った、丁寧で安心感を与える接遇を心がけましょう。
コミュニケーション能力の向上
セラピストにとって、コミュニケーション能力は非常に重要なスキルの1つです。
お客様の体調や気持ちを的確に理解するためには、相手の話をしっかりと聞くことが大切です。
言葉でのコミュニケーションだけでなく、表情やしぐさからも情報を得ることが求められます。
また、セラピストは自分の意図を正確に伝える力も必要です。
お客様とのコミュニケーションが円滑であれば、より良い施術ができ、信頼関係も深まります。
経験や実績
セラピストとして成長するためには、経験を積むことが必要不可欠です。
どんなに知識やスキルを持っているセラピストであっても、実際にお客様に接してみないと気づけないことがたくさんあります。
施術経験の少ないうちは、失敗や戸惑いも多いでしょう。
しかし、それらも貴重な学びとなります。
また、経験を積むことで、自分の強みや改善点が見えてきます。
実務経験を積むことで、自信を持ってお客様に向き合えるようになるでしょう。
スキルの向上
セラピストは、日々スキルの向上に励む必要があります。
セラピストを目指す人は、勤勉で努力家な人が非常に多いです。
スキルを身につけただけで満足してしまうと、他のセラピストとの差が開いてしまいます。
スキルを身につけただけで満足せず、より効果的な施術ができるようスキルを向上させたり、新たな知識や技術を学んだりしましょう。
スキルを向上させることで、お客様からの信頼やキャリアアップにもつながります。
セラピストとしての目標設定
セラピストとして働くうえで、目標を持つことは大切です。
目標がないまま働いていると、日々の業務に忙殺されて、セラピストとしての成長努力を怠ってしまいます。
「○年後までに店長になりたい」、「リピーターを○人増やす」など、具体的な目標を設定するのがおすすめです。
「やめとけ」の声に振り回されないために知っておきたいこと
「セラピストは稼げないよ」「続かないからやめとけ」
セラピストの資格取得や転職を考えたとき、そんな否定的な声を耳にすることがあるかもしれません。
ですが、誰かの価値観や経験が、あなたにそのまま当てはまるとは限りません。
むしろ、「やめとけ」と言われて迷うときこそ、自分自身の気持ちや目的を見つめ直すチャンスです。
ここでは、セラピストという道を目指す前に知っておきたい現実と、そのうえで前に進むための視点をご紹介します。
向き不向きがある
セラピストには向いている人と、やや不向きな人がいます。
ただし、それは能力の問題ではなく、「何を大切にして働きたいか」によって変わります。
人の気持ちに寄り添いたいという想いが強い人は、セラピストという仕事にやりがいを感じやすいでしょう。
一方で、安定収入やキャリアアップを最優先したい人にとっては、成果が出るまでに時間がかかるセラピストの仕事はミスマッチになることもあります。
自分に合っているかどうかを知るには、まず体験講座やサロン見学など、現場を直接感じてみるのがおすすめです。
しんどい時期はあっても乗り越えられる
未経験からセラピストに挑戦する際、「しんどい」と感じる場面が出てくるかもしれません。
資格取得に向けた勉強や体力的負担、接客の緊張感など、不安要素は少なくありません。
しかし、こうした壁はどの仕事にもあるものです。
基本を丁寧に積み重ねていけば、次第に慣れ、乗り越えられるようになります。
施術後に「ありがとう」と感謝の言葉をもらえた瞬間は、迷いや疲れも報われたと感じるはずです。
仲間や講師の力を借りながら、無理なくステップアップしていくのが長続きのコツです。
やりがいを実感できる
アロマの香りでリラックスを促したり、さりげない会話で心の緊張をほぐしたりと、癒しの提供には専門的なスキルと心遣いが必要です。
不調やストレスを抱える人が、笑顔になって帰っていく姿を見ると、「役に立っているな」と強く実感できます。
また、セラピストは経験を積むことで、医療や福祉現場での活躍や、講師の道を選択することもできるでしょう。
段階的なキャリアアッププランを提示しているサロンも多く、やりがいを実感しやすい仕事です。
未経験者はセラピストスクールからはじめるのもおすすめ
今回は、セラピストには資格が必要なのか?
未経験者がセラピストになるために覚えておきたいことを紹介しました。
未経験者が最短でセラピストになるには、実務経験を積むのが一番です。
しかし、上記の方法は、働きながらセラピストとしての知識を覚えていかなくてはいけないので、覚えなくてはいけないことが非常に多いです。
はじめての業務に触れたことのない知識を一気に詰め込むと、パンクしてしまうという人もいるでしょう。
そんな人には、セラピストスクールでセラピストとして必要な知識を習得してから、実務経験を積むのがおすすめです。
先にセラピストスクールでスキルを習得することで、余裕をもって仕事にのぞめるでしょう。
Expanse..では、セラピスト未経験者向けのスクールも開設しています。
先にスクールでスキルを習得したいという人は、ぜひExpanse..schoolをチェックしてみてください。
また、Expanse..では、研修制度を設けているため、セラピスト未経験者でも安心してセラピスト業界に挑戦できます。
最短でセラピストを目指したいという人は、Expanse..の募集要項を確認してみてください。
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